歯を自分で削る時、削りたい時｜広島市の矯正歯科「医）アルパーク歯科・矯正・栄養クリニック」

歯を自分で削るとき

普通、歯を削るときは、自分で削る、専門家で削るという選択があります。

あなたは、「歯を自分で削る。」と思う時があるんですね。

その事で、何かを削る、取り除きたいと思っているのかもしれません。

あなたは、この文を、数回くり返して、簡単に流して読んだ後、どんな新しいヒントが得られているでしょうか？

なぜなら
アルパーク歯科では、「歯を自分で削る。」という方の、あの感覚を減らす事を、お手伝いして来たからです。

目次

症状
削る事で治りやすいとき
何とも感じないとき
削る事で治りにくいとき

対策

検査
歯の対策
歯のプロテクター
歯の円形脱毛症
歯の栄養失調
歯を自分で削る　歯医者で削る

最後に、ぜひお伝えしたいこと

症状

以下の様な時に、歯を自分で削る気持ちになる時があります。

歯の感覚

歯と歯の間に、何かあったりなかったりする感じ。

歯が中立に生えている感じがない。

歯が頬や舌に柔らかく触れる感覚がない。

歯の舌触りが、ツルツルした感じでない。

自分で噛んだとき、ピタリと均等な感じがない。

歯を舌や指を，自分で触った感覚が、当たり前でない
などです。

感じる時間

一時期だけだったり、一時的でなかったり。

何もせずくつろいで緩んている
寝る前にリラックスして体の力を抜いている
ときには、あの感覚があるかもしれません。

お友達との会話を楽しんでいる、
面白いテレビ番組に集中している、
美味しいご飯を食べている、
時など、
ご自分で、進んで、楽しく、
何かをしている時には感じないこともあります。

削る事で治りやすいとき

削る事で治りやすいとき
単なる物理的な場合は、簡単に取り除けばいいです。

歯の状態

歯の山の部分を感じる。
出っ歯が、下唇に触れる。
八重歯で唇が下がらない。
部分的に欠けている。
詰め物がなめらかでない。
などでしょうか。

粘膜の状態

頬や舌の粘膜には、何もないか、少しへこみがあるかもしれません。

そんな時は、歯の山の部分は多少丸みがあるのですが、さらに丸める事で、粘膜は正常になるかもしれません。

歯のある部分を感じたとしても、丸みがあればいいのです。
丸みの半径が小さいと、普通でない感じがしますから、丸みの半径を大きくしてツルツルした感覚になれば、それでいいのです。

この様に、
歯の山に丸みをつけ、スベスベ感を得ることで、簡単に済むときは、とても治りやすいと言えるでしょう。

何とも感じないとき

こんな歯でも、この方は平気なのです。
長い間、この形で、普通の生活をなさって来られたのです。

矯正治療の動機

歯の感覚を正常にしたいから、矯正する方は、ほぼゼロです。
歯並びが、正常から離れていても、その方にとっては、普通なのです。

歯列矯正の動機は、「見た目をキレイにしたい」が圧倒的に多いです。

噛み合わせを治すために、矯正をご希望の時は、たまにあります。
開口といって、奥歯だけ均等に噛み、前歯に隙間があるなどです。

許容範囲の変化

歯並びが良くない方、良い方、両方であっても、歯が大きく変化していないなら、
歯の感覚の変化は、
その方の許容範囲の変化ととらえることができます。

その方の許容範囲が変化したと捉えたとき、
そのときの対策は、歯だけでないかもしれません。

変化した、許容範囲、受け入れ可能性、柔軟性に、アプローチした後、
ご自分の感覚を再確認することも、楽しみとともにできるかもしれません。

削る事で治りにくいとき

歯や粘膜の感覚が普通でない。
その時、
歯の位置や、形、粘膜などが正常に見える。
噛み合わせを調べたとき、
検査の結果が、均等にピタリと噛んでいたり、
スムースな動きをしている。
などの場合です。

 

対策

検査

歯を削る事と同時に、期待を持って試せる対策が、たくさんあります。

粘膜の平滑さ、キレイなピンク色などの確認

歯のツルツルさや、丸さ、スムーズさ、ラインが見える、山が平らに、なだらかになっている具合など

歯の生理的な許容できるゆらぎ

歯茎と歯の接合のゆるみがないか、ゆるみの中の清潔さ
歯茎のピンク色の正常さ、

噛み合わせが、均等にピタッと当たる具合の良さ。
顎がスムーズに滑ること。

顎関節の動きの良好さ

咀嚼筋などの筋肉の柔らかさ、手で触れた時の感覚

レントゲン撮影（歯、上下顎骨、鼻腔、顎関節）
「レントゲン透過像」の確認

夜にマウスピースの装着して、力を受け流したり、緩めたりしているか

昼間に顎は緩んでいるか

寝癖、頬杖などの単なる癖の確認

 

歯の対策

歯を清潔
清潔さが増し、さわやかな感覚になったあと、その感覚をじっくり味わうことができます。

虫歯
虫歯は削るのが良いでしょう。
虫歯を削るだけで、感覚が正常に戻る方もおられます。
肉眼で削るのでなく、マイクロスコープでよく見て削ると、より良いでしょう。

歯周病
歯石は削ると良いでしょう。
歯茎の周りが清潔になると、それだけで、歯茎の感覚が正常化する事が多々あります。
肉眼で歯石を削るのでなく、マイクロスコープで、歯茎のゆるみの中を見て、歯石を削るとより良いでしょう。

根管治療
根の先の「レントゲン透過像」は、根の中が清潔でない事を示します。
歯根の中に溜まった清潔でない物は、まず削る、消毒するのが一番です。
歯の中が清潔になると、根の先の「レントゲン透過像」もなくなり、関連した感覚は正常になるでしょう。

歯のゆるみ
ゆるんでいる歯を、隣同士つなげると、歯周組織が安定し、感覚が正常化しやすくなります。

歯のプロテクター

ご存じの通り、
マウスピースは、歯を力から守ることに、とても効果があるものです。
マウスピースは、歯にかかる力を受け流すことに役立ち、咀嚼筋の力も緩めやすくなります。

ひどい例として、
水を飲むと、全部の歯が、しみてしみて、水も飲めない。
という方が、アルパーク歯科にご来院なさいました。
マウスピースを装着した一月後、
あの症状はまったくなくなり、とても喜ばれました。

マウスピースを作るときは、
色んなタイプがありますから、
ご自身に合ったタイプを、色々試すことができます。

歯の円形脱毛症

誰でも知っている事として、
十二指腸潰瘍や、円形脱毛症などは、
ストレスや心理的影響などでおこるケースがあります。

さらに、みんな知っていることとして、
ストレスが歯ぎしりを起こすことも知っています。
くやしさなどと、歯ぎしりは結びつきやすいことは、容易に想像できるでしょう。

「歯を自分で削る」という感覚は、
「歯の円形脱毛症」なのです。

「歯の円形脱毛症」は、世間の人が知っているように、
自律神経の安定がとても大切と、
いうことができます。

カウンセリングを受けたあと、
歯以外の満足がいかないことについて、それを表現できなくて、
あなたの自律神経が、歯や歯茎にあの症状を引き起こしている可能性があること、
歯の円形脱毛症と言えるであろうことを、
少し理解できるかもしれません。

歯の栄養失調

最近、多くの人が、栄養学の新しい効果を知っています。
多動性障害で授業をうまく受けることができない子供さんが栄養素を整えたとき、
席に穏やかに座ることができ、成績が上がったという、
多くの報告を見ることができるでしょう。

また、
私自身も、血液検査し栄養素を整えたあと、いらいらがない安定した気持ちになったことを体験しています。

血液検査をしたあと、
あなたの血液に、栄養素をたっぷり与えてあげることができます。
どの栄養素をご自身に与えてあげればよいか分かり、
歯の栄養失調と表現できることも、理解することができるでしょう。

歯を自分で削る　歯医者で削る

期待を持って試せる対策が終わった後、ご自分でやる、歯医者さんでやると、選択することができます。

①マウスピース
最低限、夜間のマウスピースを3ヶ月装着したとき、どんな変化があるか、ご自身でも改めて感じてみることができるでしょう。

②歯の噛み合わせている場所を避けながら、歯の調整をすることができます。

噛んでいる場所を確認するとき、カーボン紙を上下の歯の間に入れて噛んだら、分かります。
色がついたところが、噛んでいる所です。

注意したいのは、歯を乾かしてカーボン紙を噛むことです。
歯がぬれていると、色がつきにくいためです。

よく噛まない歯があると、その歯がちゃんと噛む様に、周囲の歯が少し動く事があります。
すると、噛み合う歯や、両隣の歯が動き、噛み合わせに変化が生じる事があります。

最後に、ぜひお伝えしたいこと

以上の様に十分なサポートをしてくれる歯医者さんを探したあと、
歯を自分で削るのを試すことは、
あなたの将来にとても役に立つかもしれません。
特に、心理的なサポートは、非常に有用と思われます。

ぜひとも、
良い歯医者さんを探して、一緒に協力しながら、
対策を進めていかれることを、願っております。

アルパーク歯科・矯正・栄養クリニック
亀田浩司