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塩で歯磨き 歯茎に良いか?歯に良いか?

お口のケア

塩で歯磨きは、歯と歯茎に良い。どの塩が良いか?

塩は、余計な化学物質がない

これが、塩で歯磨きする最大のメリットではないでしょうか。

化学物質は、口腔粘膜から吸収され、血中に入ります。
それらは、肝臓で解毒しなければなりません。
肝臓に余分な負担をかける事になるかもしれません。

市販の歯磨き粉には、様々な化学物質が入っています。
発泡剤のラウリル硫酸ナトリウム
保存料のパラベンなどです。
薬効成分として、ざっと言うと消毒剤があります。
抗生物質は入れられませんから、
弱めの消毒剤などです。

塩化セチルピリジニウムなど、
入っていても、いなくても、
歯には影響しないと思います。
保険外診療専門で20年の当院の印象です。

これら化学物質に、
メリットを感じる方もいらっしゃれば、
デメリットと感じる方もおられます。

化学物質を好まない方は、
化学物質過敏症の方、
過敏症でなくても、自然派のライフスタイルの方などです。

塩を選ぶと、歯茎にミネラルを与える

マグネシウムが不足していると、
歯の残存本数が少なくなります。

ですから、
ミネラル分を摂取する事は、
歯や体に良いでしょう。

雪塩などを使うと、血中ミネラルが微増します。
(下記をご覧ください)

食卓塩などの、塩化ナトリウムだけの塩は、
ミネラルはありません。

塩で歯茎を引き締める効果は、期待しない

塩は、歯茎を引き締めると言いますが、
塩の持つ高浸透圧で、
歯茎の水分を吸い出しているだけです。

炎症の原因を除去して、
歯茎を引き締めているわけではありません。

炎症の直接の原因は、
口腔内細菌ですから、
ブラシで歯をこすって、バイ菌を落とす事が、
歯茎の炎症を沈める正しい方法でしょう。

ナトリウムの摂りすぎに注意

塩を沢山、飲み込むと、
ナトリウムの摂りすぎになります。

高血圧、腎臓病の方などは、お気をつけ下さい、

塩で、歯磨きが楽しくなったら、さらに良い

歯磨きを、色々研究したい方は、
色んな事を試してみたいですよね。

素晴らしいと思います。

色んな事の中に、塩もありますから、
ぜひ、試してみて下さい!

私も、塩で歯磨きしてみています。


雪塩で歯磨きをすると、血中ミネラルが微増しました。

血液検査の結果
ナトリウム    139  → 139  mEq/L
カリウム     4.4  → 4.5  mEq/L 微増
クロール     102  → 101  mEq/L  減
カルシウム    9.7  → 10.3  mg/dl 微増
無機リン     3.7  → 3.7  mg/dl
マグネシウム   2.0  → 2.2  mg/dl 微増
鉄        106  → 112  μg/dl 微増
pH       7.395 → 7.429     微増
アニオンギャップ 10.1 → 9.1      減
雪塩で歯磨きをすると、
ナトリウム以外の血中ミネラルと、静脈血pHは微増、
クロール(塩素)、アニオンギャップは微減、
という結果でした。


目次

方法
ミネラルは口腔粘膜から吸収される
舌下錠は、口腔粘膜から薬が吸収される
マグネシウムは、皮膚から吸収させる方法もある
歯磨き粉の成分は吸収されるのか?
雪塩で歯磨きをしています。
伯方の塩のミネラルは?
古式釜揚げ塩のミネラルは?
岩塩もミネラルが豊富とまでは言えない感じです
ミネラルが多い塩にしたいと思う理由
ミネラルが多い塩はどれ?

ぬちまーす・雪塩の欠点

重曹より良い塩が良い
塩歯磨きのデメリット
塩歯磨きのメリット
まとめ


方法

「塩で歯磨き」に使う塩は、
雪塩(株式会社パラダイスプラン、沖縄)を選びました。

理由①
ミネラルが多く、公表されている成分が多いという点で調べ、
雪塩が最適でした。

理由②
雪塩の結晶は微粉末で、歯の表面を痛めないからです。
普通の塩、伯方の塩などは、ザラザラした粒です。
普通の塩で歯を磨くと、エナメル質に細かい傷が入る事が予想されます。
その傷に、バイ菌がつきやすくなるでしょう。

塩で歯磨き前に採血。(右手)

塩で歯磨きを5分しました。
歯ブラシに塩をつけ、
最初に上下の歯茎に塗り、よく口内に塩が回る様にして、
雪塩が溶けた状態で、歯磨きをしました。
歯磨きをしている口の中に、塩水があるという状態です。

塩を嚥下する影響を除きたいため、
塩で歯磨き中は、塩を飲み込まない様にし、
歯磨き後は、水で何度もよく口をすすぎ、口内に塩が残らない様にしました。

塩で歯磨きを終了して15分後に採血。(左手)
口腔粘膜からのミネラルの吸収により、その血中濃度が何分で最高値になるか不明であったため、
今回は、仮に15分後に測定としました。


ミネラルは口腔粘膜から吸収される

わずか5分、塩で歯磨きをした程度の量でも、塩が口内にあると、
舌下などの口腔粘膜から、分子、イオンなどが吸収され、
血液中に増えるようです。

塩で歯磨きをしたからと言って、
ミネラルの種類によって、吸収の度合いが違う事もあるようで、
経過時間の影響などもあり、
はっきりしません。
増えているミネラルがあるという結果です。

舌下錠は、口腔粘膜から薬が吸収される
カリウムイオンなどより、分子量の大きな薬でも、
口腔粘膜から吸収されます。

実際、薬として舌下錠があります。
舌の下に入れ、溶かして、口腔粘膜から薬をすみやかに吸収させるものです。

以下の種類があります。
狭心症用舌下錠(ニトログリセリン錠)
狭心症発作時に心臓の血管を広げる。

アレルゲンエキス錠
スギ抗原、ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する減感作療法

フェンタニル粘膜吸収製剤
癌の突出痛

非定型抗精神病薬
統合失調症。幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する

痔治療薬
静脈血管叢エキス

狭心症用舌下錠(ニトログリセリン錠)ですと、
ニトログリセリンは、
分子式:C3H5N3O9
分子量:227.09
構造式:
CH2ONO2

CHONO2

CH2ONO2

ニトログリセリン分子量227.09 に対し、
マグネシウムは、Mg2+ 原子量24.3で、重さは 約1/10です。
分子量からすると、大きさもかなり差があるでしょう。

分子の大きさから言うと、
ニトログリセリンの分子が、舌下から急速に吸収されるのですから、
塩で歯磨きをした際の、分子量が1/10のマグネシウムなどは、
吸収されやすいでしょう。

ちなみに、
ニトログリセリンは油性、
水に溶けたマグネシウムイオンは、当然、水溶性です。

また、口腔底(舌の下の粘膜)は血管が多く、吸収しやすいそうです。
ニトログリセリン錠を飲んで腸から吸収させるより、
舌下から吸収させた方が、
早く心臓に届くという事です。


マグネシウムは、皮膚から吸収させる方法もある

経皮吸収させるマグネシウムがあります。
マグネシウムミルクです。
ローションになっていて、皮膚に塗ります。
皮膚からでもマグネシウムは吸収されるそうで、
アスリート、肩こり、乾燥肌などの方が使っておられるようです。

私は、マグネシウムミルクは、塗った感じがべたつくので、好きではありません。
服の内側にもベタベタつきます。

マグネシウムミルクの様に皮膚から吸収されるのでしたら、
塩で歯磨きをした際は、粘膜ですから、より吸収しやすいかもしれません。

マグネシウムは、イオンという形で水に溶けるものがあります。
水溶性か不溶性化は、化合物によります。

雪塩を溶かした時、不溶性の成分は残りませんので、
すべて、水に溶けていて、
塩で歯磨きをした時に、吸収されやすいイオンの状態になっています。


歯磨き粉の成分は吸収されるのか?

塩で歯磨きをして、ミネラルが口腔粘膜から吸収されるのを見ると、
当然、上の様な疑問がわきますよね。

歯磨き粉の成分は、
ある程度、吸収されると想像されます。

歯磨き粉に入っている界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムは、
分子量 288.3793 です。
ニトログリセリンより少し大きい。

どの程度の大きさの分子まで、口腔粘膜から吸収されるのかは知りませんが、
歯磨き粉の界面活性剤は、口腔粘膜から吸収されても、おかしくないと思います。

当然、その他の消毒薬などの薬効成分も、
口腔粘膜から吸収されるでしょう。
もちろんフッ素も。

歯磨き粉で歯磨きをしていると、泡が立ちますよね。
あれは、界面活性剤の働きです。
歯磨きをしている間、界面活性剤がジワーッと口腔粘膜から吸収されていると想像すると、
いい気分はしませんね。

ですから、歯磨き粉の成分には、気をつけたいなと思います。

それなら、歯磨きに使うのは、
歯磨き粉ではなくて、塩で歯磨きをしたらどうだろうか?
同じ塩なら、ミネラルが多い塩で歯磨きした方がよりいいのでは?
と考えるのも当然ですよね。


雪塩で歯磨きをしています。

私は、「よく」雪塩で歯磨きをしています。
「いつも」でもなく、
「たまに」でもありません。
1日1〜2回くらいでしょうか。

なぜなら、
雪塩は弱アルカリで、中性ではないからです。

アルカリは、タンパクを溶かす働きがあります。
弱アルカリなので、今のところ、私の歯茎は大丈夫です。
強アルカリの塩はありませんが、
さすがに、強アルカリで歯磨きなど、ありえません。

正確なpH
雪塩の飽和水溶液pHは、10でした。
アドバンテックpH試験紙でpHを測定。
実際は、唾液で薄まっていますから、pHはより低いと思われます。

実際、アルカリは、タンパクを溶かします。
強アルカリ(キッチンハイター)を指につけてこすると、
指はヌルヌルになり、タンパクが溶けたのがはっきり分かります。

雪塩を、濡らした指につけて、こすってみます。
指の感触は変わりません。
タンパクが溶けた感じはありません。

ですから、雪塩での歯磨きは、タンパクが「大きく」溶ける心配は少ないのではと思われます。
塩で歯磨きをすると、血中ミネラルが微増した、こんな歯医者で治療したいな アルパーク歯科


伯方の塩のミネラルは?

食卓塩、伯方の塩、焼き塩などは、
ナトリウム以外の血中ミネラルを増やす効果は少ないと思われます。

これらは約98%が塩化ナトリウムだからです。

成分表を見てください。

伯方の塩 焼塩
98%が塩化ナトリウムです。
ナトリウム  38600mg
マグネシウム  100-200mg
カルシウム    50-200mg
カリウム     30mg


古式釜揚げ塩のミネラルは?

昔ながらの製法で作った塩というのがありますよね。
釜あげとか、ろ過式などです。
残念ながら、ほぼ塩化ナトリウムでした。

海水を釜で熱して水分を蒸発させるとき、塩(塩化ナトリウム)から析出(結晶化)します。
その他ミネラルは、にがりとして残ります。
結晶化した塩化ナトリウムだけ取り出し、にがりを釜に残しているので、
成分は、ほとんど塩化ナトリウムです。

ミネラルが豊富と書いてあっても、
ただの宣伝文句か、
釜ゆでが良さそうという気分の問題で、
成分を調べると、ほとんどが塩化ナトリウムで、がっかりです。
おしゃれとか気分の問題ですね。

古式製法の塩を使って、気分がいいなら、それはそれでいいのではないでしょうか?
気分がいい事も大切ですしね。


岩塩もミネラルが豊富とまでは言えない感じです

地殻変動で海が干上がって海水の成分が析出する。
その時、成分ごとに析出するため、塩の地層は塩だけになっている。
案外、ミネラルが豊富とは言えないですね。
ピンク岩塩なども、おしゃれの範囲ですね。

太古の地層ですから、海洋汚染がないのは良い事でしょう。


ミネラルが多い塩にしたいと思う理由

ミネラルは不足しがちだからです。
それを、歯磨きで少しでも補えるなら、いいのではという案です。

カルシウムは、乳製品、小魚など、食品で補おうとしている方も多いと思います。
では、
マグネシウムはどうでしょうか?
カリウムは?
腎臓の悪い方でなければ、
カリウムなど、気にした事もないのではと思います。
まして、セレンなど、必要な事も知らない方が多いと思います。

海水には、色んなミネラルが溶け込んでいますよね。

添加物を気にして、せっけん歯磨きなどお使いの方もおられますが、
塩も添加物はありませんから、塩で歯磨きも、無添加で歯磨きができて、いいと思います。

同じ塩で歯磨きするなら、ミネラルが多い塩で歯磨きする方が、より良さそうです。

結局、
イメージの良い、
昔ながらの方法で作った塩や、岩塩などは、
ミネラルが欲しい時には、残念ながら役に立ちません。
ミネラルが欲しいなら、ミネラルが多い塩を選ぶ必要があります。


ミネラルが多い塩はどれ?

雪塩、ぬちまーす、粟国の塩、宗谷の塩の4銘柄でした。
2021年12月調べ。

雪塩
株式会社パラダイスプラン、沖縄
雪塩は、沖縄の海水を瞬間的に熱で水分を飛ばし、海水中のミネラルがそのまま残っている塩です。
味は、塩辛いけど、塩からすぎないと思いました。
からすぎないので、塩で歯磨きするには、ちょうどいい様です。

食塩相当分は約72%。
残りの28%は、塩化ナトリウム以外の陽イオン陰イオン成分と思われます。
マグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄などです。

雪塩100g中のミネラル内訳
ナトリウム  28.6
マグネシウム 3310mg
カリウム   1000mg
カルシウム  832mg
鉄      0.14mg
硫黄     2050mg
塩素     50.1g
ヨウ素    0.07mg
フッ素    2.7mg
計 86.183g
ppmレベルの微量なものは省略

ぬちまーす100g中のミネラル内訳
ナトリウム:29.1g
マグネシウム:3160mg
カリウム:960mg
カルシウム:900mg

塩分:73.97g

粟国の塩のミネラル

粟国の塩100g中のミネラル内訳
塩化ナトリウム 73.4g
マグネシウム  1660mg
カリウム   480mg
カルシウム  250mg
鉄      0.62mg
塩素     50.1g
フッ素    2.7mg
硫黄     2050mg
ヨウ素    0.07mg
リン     0.05mg
ホウ素    0.45mg
リチウム   0.70mg
ケイ素    0.50mg
計      76.022g

宗谷の塩100g中のミネラル内訳
100g中、主成分内訳
マグネシウム  3.36g
カリウム    1.00g
カルシウム   1.12g
塩化ナトリウム 67.72g
計       73g

主成分は上の通りだそうです。
各社のサイトから転載

各塩のミネラルの成分を見ると、
100gのうち20g以上の成分が、不明なわけです。
不明な成分って、何だろうと思いませんか?

どの塩も、海水からできていると説明してありますから、
別に問題ないのでしょう。

海水をろ過する時に、ろ過できなかった、または、ろ過しなかった、プランクトンとかマイクロプラスチックなのでしょうか?

ミネラル分が多い塩という4銘柄のうち、
(雪塩、ぬちまーす、粟国の塩、宗谷の塩)
表示されている成分が一番多いのが、雪塩でした。

成分について、変な憶測をしても仕方がありません。
塩で歯磨きするなら、
主成分が一番はっきりしている雪塩で歯磨きしたいなと思いました。


ぬちまーす・雪塩の欠点

硫酸塩が多いことです。

硫酸塩は、食品添加物にも使われています。

硫酸塩は、腸で、硫酸塩還元細菌により、
還元されて、
硫化水素になるそうです。

硫化水素は、毒性があり、
腸管粘膜に炎症が起きるかもしれず、
すると、
腸管からの吸収が悪くなる。

ミネラルを摂りたいのに、
腸管からの吸収が悪い
という事になりかねない
と、危惧されている様です。

塩で歯磨きをすると、血中ミネラルが微増した、こんな歯医者で治療したいな アルパーク歯科


重曹より良い塩が良い

重曹の成分は、炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)がほぼ100%です。
ナトリウム以外のミネラルはありません。
pHは、雪塩と同じ、弱アルカリ性です。

アルカリで歯磨きをしたいだけでしたら、重曹で充分でしょう。
同じ歯磨きするなら、ミネラルも吸収できたらいいなという方は、雪塩がお勧めです。

重曹の形状は、粒状です。
重曹で歯磨きすると、ザラザラしますから、歯の表面に微細な傷が入るでしょう。
良い方法とは思いません。

塩で歯磨き_雪塩と焼塩の粒の比較塩で歯磨き_雪塩と焼塩の粒の比較
左が雪塩 右が伯方の塩 焼塩 です。
明らかに、焼塩は粒が分かります。

塩で歯磨き_アルミホイルの傷の比較_焼塩 (1)

塩で歯磨き_アルミホイルの傷の比較_焼塩 (1)

焼塩でアルミホイルをこすった所です。無数の細かい傷が見えます。塩で歯磨き_アルミホイルの傷の比較_雪塩塩で歯磨き_アルミホイルの傷の比較_雪塩

雪塩でアルミホイルをこすった場所です。
あまり、傷は目立ちません。

同様に、
歯に傷がつきそうだという理由で、
市販の「つぶ塩」などの歯磨き粉も、私は使わないと思います。
つぶつぶの感覚がお好きな方は、粒々感覚を楽しんでいただければいいと思います。

重曹うがい後に歯磨きする時は
重曹は水に溶けていて、粒はありませんから、歯をきずつける心配はありません。

結晶が粒状でなく、微粉末なら、
歯をきずつける心配は減ります。

市販の重曹は粒状で、微粉末の物はありません。
当院では、重曹歯磨きしたい方様に、重曹を微粉末に加工しています。
おっしゃっていただければ、加工いたします。


塩歯磨きのデメリット

1、塩の粒で、歯に傷がつきます。
粒の大きい塩で歯磨きすると、歯の表面に傷がつきます。

焼塩などの指で触って、ザラザラと塩の粒を感じる塩ですと、
歯の表面に傷がつきそうです。

ザラザラになった歯の表面は、ばい菌が付きやすくなるため、
歯の表面は、ツルツルにしておきたいわけです。

こんな時は、塩で歯磨きする時、
いきなり、歯に塩を押し付けるのではなくて、
唾液で溶かすといいでしょう。

塩が溶けるまで、少し時間がかかりますから、
つい、塩が歯ブラシについたまま、歯に押し当ててしまいます。
あまり、よい方法とは思えませんね。

2、ミントなどの香りを楽しめません。
塩は塩だけですから、香料は入っていません。
必要でしたら、ご自分で加えてみるのも良いでしょう。

香料も、口腔粘膜から吸収されるでしょうから、
ご自身で納得のいく、質の良いものならよいかもしれません。

3、おしゃれ感がないかも。
市販の歯磨きの様に、おしゃれなデザインのチューブはありません。
皿やツボなどに入れて保管する事になるでしょうから、
おしゃれな入れ物にするといいですね。


塩歯磨きのメリット

1、フッ素なし研磨剤なしの歯磨き粉として使えます。
粒の細かい塩は、口の中で非常に早く溶けますし、
微粉末ですから、歯の表面に傷をつけにくいです。
雪塩なら、研磨剤なしの歯磨き粉として使えます。

また、雪塩は海水の成分ですから、濃縮したフッ素は入っていません。
フッ素入りの歯磨き粉の様に、
濃いフッ素を摂取する危険性も少ないと思われます。

2、塩を選べば、多少のミネラルの補給になるかもしれません。

メリットに関係ないもの
歯茎を引き締める
塩で歯茎を引き締める効果は、一次的なので、あまり期待できません。


まとめ

この記事は、当院のお勧めではありません。
やってみたら、こうなったという報告です。

フッ素なしの歯磨き粉を使いたい。
なるべく自然派でいきたい。
塩歯磨きはどうだろう?
という方向けに、書いています。

同じ塩歯磨きをするなら、
日頃不足がちなミネラルを少しでも補うという観点で見れば、
雪塩で歯磨きをする方法も、多少の助けになるかもしれません。

日常生活を何も変えることなく、とても簡単です。
歯磨き粉を雪塩に変えるだけで済みます。

世の中には、
フッ素入り歯磨き粉を使いたくないという方も、一定割合いらっしゃいます。
そういう方は、
塩歯磨きをしたり、重曹うがいなどをなさっている方もおられるでしょうし、
歯磨き粉をつけないで歯磨きしている方もおられます。

塩を減らしたいという方もおられれば、
塩を取りたいという方もおられます。

ご本人が納得の上であれば、自由でしょう。
よろしくお願いいたします。

塩で歯磨きをすると、血中ミネラルが微増した、こんな歯医者で治療したいな アルパーク歯科

この記事を書いた人亀田浩司

医)アルパーク歯科・矯正・栄養クリニック 理事長

自由診療専門歴約20年の歯科医。

矯正をして、自分が変わりたいと思っている人のサポートをしたいと思っている。

長崎大学歯学部卒業、広島大学歯学部付属病院をへて、アルパーク歯科開業。
より良い治療のため、自由診療専門に変更し、歯科医5人まで拡大。

その後、個人を大切にする内容に変え、現在、患者数1日2人にしている。

一般的な歯科治療に満足できない患者さんが来院している。

一般歯科の目標 「あなたもできる20年虫歯なし」
矯正歯科の目標 「歯並びも、人生も、良くなる矯正」

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